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2025/01/07 00:00

長く育てられるテラリウムを作るには、植物に合った大きさの容器を選ぶことが大切。
植物の種類によって、成長してきたときに必要なスペースは変わります。
作ったときだけでなく、長く育てることを見越して容器を選びましょう。
植える植物とガラス容器の大きさがわかりやすいように、苔パックや植物と並べて写真を撮ってみました。
容器選びの参考にしてください。
コケだけを植える場合

コケのみを植える場合、高さ10㎝以下の容器でも十分育てることができます。
育つスピードもゆっくりなので、手のひらサイズの小さな容器でも長く楽しむことができます。
1種類だけを植えるなら、かなりコンパクトな容器でもOK。
ホソバオキナゴケやタマゴケなど、こんもりと育つコケはあまり背が高くならないので、シャーレのような低い容器も使えますね。

2~3種類のコケを寄せ植えにする場合も、10㎝角くらいの広さがあれば十分。

キャニスターMやフィット100CUBEは口も広く植えやすいので、初めて作る方にもおすすめです。
背の高いコケや小型のシダを植える場合

コウヤノマンネングサなどの大型のコケを植える場合は、高さ12㎝以上の容器が良いでしょう。

あまり大きくならない植物なら、一緒に植えることもできます。
小型のシダ(セラギネラ、クッションモス、ドラゴンテイルファンなど)やクライマープランツ(ヒメイタビ、プミラなど)は使えます。

シダやクライマープランツは繁茂しすぎないよう、こまめにトリミングするのがコツです。
シダ・ラン・ジュエルオーキッドなどほかの植物を植える場合

葉を広げるシダ、ジュエルオーキッド、流木に付けた着生ランなどを組み込むには、高さ20㎝以上の容器がおすすめです。
栽培に安定感のある15㎝水槽シリーズ。

底面積が広い円柱シリーズも植えやすくておすすめ。

口がせまく植える難易度は高めですが、可愛らしいしずく型容器。

インテリア性が高く安定感のあるパセオラージと、丸型のスフィア。

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お気に入りの容器は見つかりましたか?
無理のない大きさの容器を選べば、初めての植物でも失敗しづらくなります。
ぜひ、容器選びの参考にしてくださいね。